昨日の続編です。早速両者を比較していきます。まずは
顔の違いを見てゆきましょう。

こちら「マークⅡ」。ラグジュアリー感を演出する
フロントグリル。ボンネットのデザインと相まって
中々押し出し感のある、威厳を持った顔つきである。

カムリのフロントフェイスである。マークⅡとは対照的
に、何かをアピールするような個性は特に見受けられず
ウィンダム系統のデザインを受けながらも、当時のカロ
ーラに近い雰囲気である。
続いてはコクピットを見ていきます。

まずカムリ。車幅を大きくとり(当時のクラウンよりも
ワイドである)広さを追求している。大衆車としての
スタンスを守り、過剰な演出や癖がなく、経年に伴う
時代遅れ感や飽きを感じさせないデザインは秀逸である。
プラスチック素材の使用もなく、車格以上の質感だ。

マークⅡである。木目調パネルを駆使して、高級感を
演出する。カムリと比較すれば狭さを感じてしまうが
必要にして十分であろう。特筆すべきは、その「心くばり」
である。オーディオのコントロールパネルはわずかに
運転席側に傾斜し操作性、視認性を向上。コンソールも
ドライバーの為の設計と言え、FRならではの運転者の
ための快適な心配りを感じる。路線の違いではあるが
北米市場を意識した「カムリ」には無い、日本車の心だ。
つづく